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最先端を走り続けるために
失敗を恐れることなく
大胆に挑戦する
技術部 H.S.
入社したての頃は、油圧の「ゆ」の字も知らない状態でしたが、アキュムレータという製品の製造・販売に携わることで油圧について学ぶことができました。
電動や空圧など数ある動力の中で小型・大出力の油圧にしかできない仕事は多く、特に当社製品は替えの利かない装置とされています。
一方で油圧装置は作動に油が必要であり、環境保護の観点では課題もあります。
油圧と同様に流体を動力として用いた水圧は、小型・大出力かつ安全・衛生要求を満たす第四の駆動源として注目されています。実際に食品、医療、福祉、介護など、油圧が苦手とする場面でも実用化が進められており、行政や世間の注目度が高い新分野といえます。
縁があってプロジェクトの立ち上げから参加することになりました。油圧と水圧は同じ液圧の分類にはなりますが、性質は異なり一筋縄ではいかないことも沢山ありました。
しかし、世の中にない製品を自分たちで作り出すという事はなかなかできる経験ではなく、開発から試験を経て製品化した際の喜びはひとしおです。
お客様との打合せでも、我が子を送り出す気持ちで性能の説明などをしています(笑)
水圧分野はまだまだこれから発展していく次世代産業で、今後も最先端を走り続けるためにトライ&エラーは欠かせません。
ミスなく丁寧な仕事を心掛けることももちろん重要ですが、こと新製品の開発においては大胆に何でも挑戦することが必要な時もあります。
「気になったらまず試してみる」のマインドで、働きながら自然と自己成長できる点も、開発業務の良い所だと感じています。
新しいことには誰よりも先に挑戦する。
分からないことはそのままにせず、自分の知識として使えるようになるまで理解する。
そんな好奇心旺盛な性格が、現在の仕事に活かされているように思います。
指示を待つのではなく、自発的に行動に移せることが、技術者だけでなく社会人としても大切なことだと思っています。