NACOL-J_2024_02
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! 危険はじめに 4 ● 製品を安全に使用していただくために、設置先の関連法規類を、必ず守ってください。 ● 最高使用圧力以下で使用してください。・ 液圧回路には、リリーフ弁を設置し、アキュムレータ(溶栓付き)や継手の最高使用圧力以下で使用してください。 ● 加工はしないでください。・ 製品(溶接フランジを除く)に、溶接等の熱加工、切削および研削等の機械加工を行うと、各機器を損傷することがあります。 ● ねじ形状を一致させてください。・ ねじ形状(規格、呼び径、ピッチ)が異なる部品を接続 すると、圧力上昇時にねじ部が損傷することがあります。 ● クランプで固定してください。・ アキュムレータは、複数のクランプでしっかり固定してく・ 配管やスタンドと同一の振動でない場合、配管や接続部・ 給排油弁と配管の中心線を直線上に合わせた後、アキュムレータ本体と配管を接続し各接続部に無理な力を加えないようにそれぞれを固定してください。 無理に固定すると、配管部や給排油弁に負荷がかかり破 ● 腐食性のある環境下では、使用しないでください。・ 製品は、腐食性のある環境下で使用すると損傷すること● 取扱説明書に記載してある注意事項や製品に表示してある注意事項は、発生しうる全ての危険を予測、想定はしていません。従って、製品の作動、保守、点検は、取扱説明書の記載および製品に表示してある事項に限らず、全て取扱者の責任のもと、安全対策には十分配慮し行ってください。● 分解は、液圧とガス封入圧力を大気圧に下げてから行ってください。・ アキュムレータ内の圧力を大気圧まで下げないまま分解すると、液体や窒素ガスや飛散する部品によってけがをすることがあります。● 加熱しないでください。・ アキュムレータに封入した窒素ガスは、温度上昇とともに高圧になります。加熱によって製品内のガス圧力が最高使用圧力以上になると、製品が破壊することがあります。● 吊り上げには、当社吊り具を使用してください。・ アキュムレータにワイヤーやロープを巻き付けて吊り上● 窒素ガスの封入、放出作業には、保護具(手袋、安全靴、保護眼鏡、耳栓)を使用してください。窒素ガスの放出口から顔を離し、換気をしながら作業してください。 換気ができない場所では、三方弁に給気ホースを接続して屋外まで伸ばし給気ホースから窒素ガスを放出してください。・ 放出口に顔を近づけたまま窒素ガスを放出すると、高圧ガスのエネルギーや飛散するゴミ、騒音によってけがをすることがあります。・ 密閉状態や、地下ピット、狭い部屋で窒素ガスを放出す・ 窒素ガスを高圧から放出すると、アキュムレータ、三方● 廃棄は、完全に分解し、再組み立てできない状態にしてから行ってください。・ アキュムレータを廃棄する場合、液体や窒素ガスを大気圧まで完全に放出し、液体を取り除いた後、分解し、再組み立てできない状態にしてから、産業廃棄物処理業者に引き渡してください。・ 製品に表示の、最高使用圧力(使用可能な最高圧力)を超えた使用は、製品を破壊することがあります。ださい。を破壊させることがあります。損や漏れの原因になります。があります。・ ねじ部が錆びていたり、損傷している部品を使用すると、圧力上昇時にねじ部品が損傷することがあります。げると、製品が落下することがあります。ると、酸素欠乏症をおこします。弁等が冷たくなります。 ● 酸素の封入は、爆発する危険があるため厳禁です。製品には、必ず窒素ガスを封入してください。 ●  窒素ボンベに圧力調整器を付けてください。アキュムレータや圧力計の最高使用圧力より窒素ボンベの充てん圧力が高いと破壊することがあります。! 危険 : 回避しなければ、死亡、または重傷事故を生じる切迫した危険状態を示します。! 警告 : 回避しなければ、死亡、または重傷事故を生じることが想定される警告事項を示します。! 注意 : 回避しなければ、軽傷、または使用部品の損傷や故障を生じることが想定される注意事項を示します。 ! 警告 ● この警告および注意事項は、全ての場合を網羅していません。製品を取り扱う前に、取扱説明書をよく読み、常に安全を第一に考えて使用してください。安全上の注意製品を使用する方や、その周囲の人々の生命、身体または財産の損害を防ぐため、厳守していただきたいことを、シンボルマークで表示します。なお、誤って使用したときに生じる危害や、損害の程度とシンボルマークの関係は、下記のとおりです。

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